
皆さんこんにちは、とり天ちゃんです。
ラジウム温泉で湯治をしていてどんな効能があるのか気になったので、温泉のおじちゃんの話や貰ったパンフレットなどを元に、まとめてみました。
成分や効能は温泉によって異なるので、どんな特徴があってどんな疾病に効くかを知って合ったものを選びましょう。

湯治に使用される有効成分が多く含まれる温泉は、主に以下の8種類あります。
- 硫黄泉
- 硫化物(硫酸塩)泉
- 塩化物泉
- 炭酸水素塩泉
- 酸性泉
- 二酸化炭素泉
- 含鉄泉
- 放射能泉
温泉の種類と成分、効能
硫黄泉
温泉といえばこれと言う方も多いと思いますが、硫黄が含まれ腐乱臭がする温泉です。
以下の適応症に効果があります。
- 慢性皮膚病
- 慢性婦人病
- 切り傷
- 糖尿病
- 痛風
- 便秘
硫黄は強酸性のため殺菌効果が強く、皮膚病の原因や切り傷に入った菌を殺してくれます。
飲めば胃腸などを体内から殺菌し、便秘や糖尿などにも効果を発揮します。
硫化物(硫酸塩)泉
基本的に硫黄泉と成分は同じです。
硫酸塩が遊離して浮いている様なものを硫化物泉や硫化水素型と呼んだりもします。

いわゆる「湯の華」ですね!
効能も硫黄泉とほとんど同じですが、加えて以下の疾病にも効果があります。
- 高血圧
- 動脈硬化
- 咳、痰
万能ですね。痰の切れをよくするため「痰の湯」なんて呼ばれたりもします。
遊離するほど含有硫黄が多いということなので、やや酸性が強いです。
なので入る際はしっかり換気されているか確認し、長湯や貴金属の酸化、出る前にしっかり流すことに注意しましょう。
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塩化物泉
名前の通り、塩(塩化ナトリウム)を多く含む、海水のような温泉です。
含まれる食塩が体表に付着し発汗を抑えるため、体から熱が逃げにくく「熱の湯」と呼ばれることもあります。
温熱効果と殺菌力の高さから鎮静効果があり、入浴では以下の症状に効果があります。
- 切り傷
- 火傷
- 慢性皮膚病
- 虚弱児童
- 慢性婦人病
- 消化器
- 便秘
- 筋・関節痛
- 打撲
- 捻挫
- 冷え性
- 月経障害
- 不妊症
- 病後回復
塩基性が強いため、皮膚が弱い人やアレルギー体質の人は、長湯による湯ただれに気をつけましょう。
また、食塩が多い温泉では湯あたりを起こしやすいので注意が必要です。
さらに、飲むことで以下の症状にも効果を発揮します。
- 胃酸欠乏症
- 慢性消化器病
- 慢性便秘
- 慢性胃カタル
食塩が多く含まれるため、塩分を制限している人は注意して飲みましょう。
また、ナトリウムが体内の水分貯蔵に影響するため、高血圧や循環器疾患、むくみ、心臓病などがある場合も飲むのを控えましょう。
炭酸水素塩泉
重曹泉と呼ばれていたこともあり、名前の通り炭酸水素ナトリウムを含む温泉です。
「美肌の湯」として有名で、角質を取ったり毛穴を開いたりと石鹸のような働きをします。
ただし、体の表面の油分を落とし肌から発水するため乾燥しやすく、入浴後の保湿などケアが必須となります。
主に皮膚表面に効果があり、以下の症状の改善を期待できます。
- 慢性皮膚病
- 火傷
- 切り傷
さらに飲むことで以下のような生活習慣病にも効果があります。
- 痛風
- 糖尿病
- 肝臓疾患
酸性泉
酸性泉はpHが低く、硫黄や塩酸、硫酸、ホウ酸、ミョウバンなどが含まれる温泉です。
「傷の湯」とも言われ、高い殺菌力や寄生系の疾患改善効果があります。
その殺菌力から主に皮膚病に効果があり、以下の症状の改善が期待できます。
- ニキビ
- 水虫
- 慢性湿疹
- 乾癬
また、飲むことにより内臓にも殺菌効果が期待でき、消化器疾患に効果があります。
酸性が強い場合は胃などがただれる恐れもあるため、薄めて飲んだり量を抑えたりする必要があります。
湯あたりにも注意し、皮膚表面を溶かしたりするため出た後はしっかり洗い流しましょう。

炭酸(二酸化炭素)泉
名前の通り二酸化炭素を含み、暖かい炭酸水といった感じの温泉です。
入ると体表に付着する二酸化炭素は皮膚表面から吸収され、血管の拡張による血行促進や入浴後も続く温熱作用が期待できます。
「心臓の湯」とも呼ばれ、鎮静作用や利尿作用から以下の様な症状に効果があります。
- 心臓病
- 動脈硬化
- 高血圧
- 神経痛
- 胃腸
- 便秘
- 利尿
- 切り傷
- 火傷
- 冷え性
- 更年期障害
- 不妊症
- 運動麻痺
- 筋・関節痛
- 打撲
また、飲むことによって以下の症状に効果があります。
- 便秘
- 消化器疾患
- 食欲低下
- 腎臓疾患
- 尿道系
ただし、お腹が緩いときは飲むのを控えましょう。
含鉄泉
鉄分を多く含み温熱作用が強く、主に女性に生じる疾患に効果があります。
そのため、「婦人の湯」と呼ばれることもあります。
鉄分を皮膚表面から吸収するため、以下の症状に効能があります。
- 貧血
- 腎臓病
- 胃腸疾患
- 筋・関節痛
- リウマチ性疾患
- 更年期障害
- 子宮発育不全
- 慢性湿疹
- 慢性皮膚炎
- 月経障害
乾燥肌の人は逆に乾燥を進めてしまう可能性があるため、入浴はお勧めできません。
また、飲泉には向いておらず、鉄分不足の場合は効果がありますが多飲は厳禁です。
放射能泉
ラジウムやラドンといった放射性物質を含む温泉です。

私がいってるところはこれですね!
放射能!? 怖!!
と思うかもしれませんが、温泉に含まれている量なら害はなく、むしろ他にはない効能が期待できます。
「痛風の湯」と呼ばれ、入浴による効能で痛風に対しては最も効果を発揮します。
他にも「万病の湯」と呼ばれることもあり、以下の様な疾患に効きます。
- 痛風
- 動脈硬化症
- 高血圧症
- 慢性胆のう炎
- 胆石症
- 慢性皮膚病
- 慢性婦人病
ちなみに入浴による効能というよりは、湯煙に含まれる成分を吸入したことによる効果が大きいです。
飲泉にも害はなく、入浴・吸入による効能に加え、以下の疾患に効果があります。
- 神経痛
- 筋肉痛
- 関節痛
- 消化器疾患
効能が強く湯あたりを起こしやすいので、長湯には十分注意しましょう。
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赤ちゃんなどは「単純泉」へ
含有物質が少なく、家で入るお風呂に近いような温泉のことを言います。
赤ちゃんの他に、脳卒中のリハビリなど強い刺激を避けたい人にはお勧めです。
含有物質もゼロではないので、継続的な入浴や飲泉で少しづつではありますがさまざまな疾患に効能があります。
また、初めて飲泉をする人は、内臓への刺激が少ないため単純泉から初めてみることをお勧めします。
単純泉はほとんど飲むことができます。(新型コロナなどで変更の可能性大)
湯あたりなどを気にせずゆっくり浸かりたい人や気になる疾患がない人などは、のんびり温まるには最適であると思います。
まとめ
温泉にはさまざまな種類があり、効能もそれぞれです。
同じ種類の温泉でも物質の含有量は異なるため、入浴法や注意点も変わってきてしまいます。
自分の症状や体質にあった温泉を見極め、効果を最大限発揮できる正しい入浴法を行うことが大切です。


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